第三の滝(宴会場の滝)

月明洞の入り口を上って記念館を過ぎると、右手に滝の流れる見事な岩の造形の景色が広がります。この滝と岩の造形は2017年に完成しました。月明洞の作品の中で最新の作品(2018年1月現在)です。高さ23m、ビル8階に相当する高さから流れ落ちる壮観な滝を中心に、左右の翼のように美しくそびえる岩の造形が見るものを魅了します。ここは人々が楽しく平和に過ごしながら食事もできる場所としても構想され、別名「宴会場の滝」とも呼ばれています。

第二の滝と第三の滝は対になる作品です。第二の滝は「神様の雄大さを象徴する滝」また「男性を象徴する滝」であり、第三の滝は「聖霊を象徴する滝」また「清い新婦のような女性を象徴する滝」として作られました。また、この滝は「一糸乱れぬ一筋の滝」、「二筋に分かれて流れる滝」、「幅広く広がった滝」と三つの流れを生み出すことができるよう、精密に設計されています。

滝つぼは石で作られた22mのプールとなっていて、夏場は自由に入って遊ぶことができます。

 

 

岩の造形

岩の造形は計1000個以上もの大小の岩を使用しています。滝に向かって左側は秩序正しい雰囲気、向かって右側は無造作に積み上げられた自然な雰囲気が出るように設計されています。岩は全て天然石を使用していて、一番大きいもので約70トンの巨大な岩を使用しています。優れた天然石を求めて、遠くはベトナムやインドネシアなど海外から運ばれてきた貴重な石も使われています。岩の造形の中には洞窟も作られています。洞窟の中は幻想的にライトアップされて、隙間の窓からは滝の裏柄を見ることがきます。

元々水が出なかった場所、海抜400mの高地に流れる3つの滝、長さ1000mの岩の造形。作者の自由で大胆な構想が大自然と溶け込んで、地上のどこにもない美しく神秘的な世界を生み出しました。ぜひ、実際に足を運んで、五感いっぱいにこの世界を感じていただきたいです。

PAGE TOP